Webマーケティングに役立つ!情報収集を行うための9つの方法
Webマーケティングに役立つ!情報収集を行うための9つの方法
Webマーケティングを行っていくうえで欠かせないのが情報収集です。
情報収集をすることで、最新のトレンドや競合他社の動向、市場のデータといった必要な情報を得て自社のマーケティングに役立たせることができます。
日々の情報収集におすすめの9つの方法を紹介します。
Webマーケティングに必要な情報収集とは?
マーケターとして効果的なWebマーケティングを行っていくためには、日々新しい情報を収集することが重要です。
Webマーケティングにおいて特に必要な情報は3つあります。
- ユーザーのニーズ:ターゲットとなるユーザーがどんな商品・サービスを求めているのか
- 競合他社の動向:競合のターゲット、商品・サービス、施策やその成果
- 市場の未来予測:市場の規模や動向などのデータから今後や将来性を予測する
マーケティングに必要な情報を素早く正しく集めることで、日々の変化を見極めて、自社のマーケティングをより効果的に行っていくことができます。
Webマーケティングの情報収集のポイント
数多くの情報にあふれ、次々と新しい流行が生まれ、激しく変化するWeb業界において、日々の情報収集は欠かせません。
しかし、情報収集にばかり時間をかけてしまうと他の業務が滞ってしまいます。
情報収集にかける時間は最低限にし、効率良く幅広い情報をインプットする必要があります。
情報収集をする際に抑えておきたいポイントがあります。
- 幅広く情報収集を行う
- 収集した情報は、自分に必要な情報だけをまとめておく
- 収集した情報から、自社や自分だったらどうするかを考え業務に活かす
- 信頼性の高いメディアから情報を収集する
- 複数のメディアから情報を収集する
情報収集の頻度
ニュース記事や時事ネタなど、最新情報を素早くキャッチする必要がある種類の情報であれば、確認は毎日行うことが望ましいです。
コラム記事やマーケティング事例の紹介記事などは、メディアが更新したタイミングでチェックできると良いでしょう。
ツールを使うと、メディアの情報が更新されたタイミングをお知らせしてくれます。
情報収集におすすめのWebメディア
Webメディアとは、ニュースサイトや企業が運営しているオウンドメディア、個人が運営しているブログなど、情報を発信しているWebサイトのことです。
Webメディアは数多く存在しています。
そのなかでも、特にマーケティングに役立つ情報を発信しているおすすめのメディアを7つ紹介します。
①AdverTimes(アドバタイムズ/アドタイ)
株式会社宣伝会議が運営している「AdverTimes」は、多くのWebマーケターが情報収集をしているメディアです。
企業のマーケティングや広告などのニュース記事、コラムやインタビューなど読み応えのある記事が多く掲載されています。
②MarkeZine(マーケジン)
「MarkeZine」は株式会社翔泳社が運営しているマーケター向けの専門メディアです。
広告やマーケティングの最新情報を調べることができます。
マンガやクイズなど、楽しみながら学べるコンテンツも充実しています。
③DIGIDAY(ディジデイ)
「DIGIDAY」は株式会社メディアジーンが運営しています。
アメリカのDIGIDAY MEDIA社が2008年にローンチしたオンラインメディア「DIGIDAY.com」の日本版です。
欧米の記事の和訳はもちろん、日本オリジナルの情報も掲載されています。
「用語解説」や「要点まとめ」などもわかりやすく、情報収集も学習も行うことができます。
④Digital Marketing Lab(デジタルマーケティングラボ)
ディーテラー株式会社が運営する「Digital Marketing Lab」は、企業のWebや広告担当者向けにデジタルマーケティングのノウハウを提供しているマーケティング情報Webメディアです。
Webマーケティングの用語や歴史、事例などが掲載されていて、初心者から上級マーケターまで幅広く活用できる情報を得ることができます。
⑤PR EDGE(ピーアールエッジ)
「PR EDGE」は株式会社PR TIMESが運営する、国内外のPR事例メディアです。
広告・プロモーションの事例データベース「AdGang(アドギャング)」と、その姉妹サイトで企業や団体のプロモーション動画事例データベース「BuzzGang(バズギャング)」を統合し、2020年から運営が開始されました。
マーケティング、ブランディング、販促などの「ジャンル」と、WEBやSNS、ポスターといった「メディア」のクロスリファレンス検索が可能です。
⑥ITmediaマーケティング
https://marketing.itmedia.co.jp/
アイティメディア株式会社が運営しているオウンドメディアが「ITmediaマーケティング」です。
マーケターとして必要な最新のマーケティング事例や手法などの情報を幅広く集めることができます。
⑦ferret(フェレット)
「ferret」は、株式会社ベーシックが運営する「マーケターのよりどころ」をコンセプトとしたWebマーケティングメディアです。
講座やe-ラーニングでWebマーケティングに必要な知識をわかりやすく学ぶこともできるので新人マーケターにもおすすめです。
専門家による改善案が掲載されていたり、実務に役立つ資料をダウンロードすることができるなど、自社でのマーケティングに活用できる情報が豊富に揃っています。
情報収集におすすめのツール
上記7つのWebメディアを日々欠かさずにチェックすることで、Webマーケティングに必要な情報をかなり集めることができます。
しかし、毎日の業務に加えてこれらのWebメディアを見て、更新されているかをチェックし、多くの記事を読むのはなかなか大変です。
情報収集ツールを使いこなすことで、情報収集をもっと効率良く行うことが可能になります。
便利な情報収集ツールを2つ紹介します。
⑧Googleアラート
https://www.google.co.jp/alerts
Googleが提供している「Googleアラート」は、指定したキーワードに関するニュースやWebメディアの更新があった際に、メールで通知してくれるツールです。
キーワードは、複数キーワードを設定することができるので、自分が求めている情報をより効率的にインプットできます。
キーワードに自社の商品名やサービス名などを設定すれば、ユーザーの反応や市場での動きなどを素早く探ることができます。
また、通知の必要がない除外キーワードや通知の頻度、対象とする地域などの設定も可能です。
⑨Feedly(フィードリー)
「Feedly」は、世界中で利用されているRSSリーダーというツールです。
RSSという、Webメディアの新着や更新情報をまとめてお知らせしてくれる技術が使われています。
FeedlyにWebメディアを登録しておくと、わざわざそのサイトにアクセスしなくても更新情報をまとめて確認することができます。
キーワードを登録することも可能です。
スマホ用のアプリもあるので、移動中などにも新情報をチェックできて便利です。
まとめ
マーケティングに役立つ情報収集の方法として、9つのWebメディアやツールを紹介しました。
効果的なマーケティングを行っていくためには、日々の情報収集が重要です。
情報収集を効率良く行い、集めた情報を活用していくことで、自社のマーケティングの成果を高めることにつながります。